一年経って
”別れ“ のブログを書いてから1年経ってしまった。
こんなに長くあいだをあけるつもりはなかったのだが、色々な事があり、また、日記すら続いたことのない性格のためか、つい…ということになってしまった。
19年間一緒に暮らした猫が亡くなった。
あと2ヶ月で20歳だった。去年の春頃から時々失禁するようになり食欲もおちてきていた。
病院に行っても、人間でいうならもう90歳過ぎですからねと優しく言われ、泣くしかなかった。
数ヶ月そのような状態が続き9月に亡くなった。
よく返事をしてくれる猫で、なんでもわかっているみたいに思えた。
他の人には滅多に懐かなかった。なので姉夫婦と同居する時真っ先にそのことを心配したが、意外にも猫はすんなり受け入れてくれて、自分から近付くことはないが避けもしなかった。姉も自分達の部屋には絶対入れないが、他にいるぶんにはいいらしく「猫って好きじゃなかったけどこの猫は可愛いわね」とか言うようになっていた。
そんな姉が10月の半ば、いつものように買い物に行き帰って来て自分の部屋に入ろうとして、どういうはずみかそこで転んでしまった。幸い両手に持っていた買い物袋の上に倒れたので、大したことはなく良かったねでその時は終わったのだが、翌日から一変した。